初心者と上級者のリスニング・・聴き方に違いあり
上級者の方々はリスニングの際、何をポイントにリスニングを行っているのか、そのコツを理解することで、初心者も少しずつリスニングが上達していきます。
英語をどのように聞いているのか、まず上級者です。
上級者の場合、リスニングのリズムをメロディーのようにとらえて聞いています。
文章の中の塊を意識し、区分することで語順が理解できるので何を言っているのか理解できるのです。
また上級者の場合、英語を英語のままで理解し、日本語に置き換えることはないといいます。
初心者はその逆で、英語をまず日本語に置き換えるので意味が分からなくなるのです。
また自分が知っている単語を追っているので、文章そのもののリズム、メロディーを理解できない状態になります。
さらに、わかる単語があると、そこから文脈を探るのでますます意味が分からない状態になるのです。
英語のリズムが変化するパターンを覚える
英語のリズムが変化するところがどこなのか、これを理解すると上達が早くなります。
そのためには変化する発音を全部理解しているということも一つの方法です。
変化した発音を覚えるための参考書などもあるのでトライしてみると能力アップにつながると思います。
時間がある人はこの変化する発音を理解することで英文のリスニング能力が上がると思いますが、パターンを理解することで文脈がどこで切れるか理解でき、それによってリズムを感じ、何をいおうとしているのか理解できるようになるのです。
かたまりを意識してとらえるには何が必要か
英語の文章をかたまりとしてとらえることができるようになると、英語を英語で解釈することができるようになります。
文法を理解するのではなく、語順を体感できるようになることが求められるのです。
スポーツではこうだと思ってから動くのでは間に合わないことが多いといわれています。
例えばサッカー、パスコースを読むことが必要になり、パスが出てから動いても遅いのです。
プロは考えなくても体が覚えていてその前に行動を起こします。
英語の語順が頭に叩き込まれていると、英語を英語のまま、かたまりで理解できるので、時間をかけることなく、体感として耳で聞き理解できるのです。